シャニマス(アニメ)の構成妄想

この記事は 910production 2022年冬のアドベントカレンダー 1日目の記事です。

 

本日より910の企画の一つとして、会員がアドカレを(できるだけ)毎日投稿していきます。

初回はみなも(@sepkolora)が担当します。よろしくお願いします。

 

THE IDOLM@STER SHINY COLORS 5thLIVE If I_wings.

 

SC*1アニメ化おめでとうございます!(素振り)

SCアニメ化おめでとうございます!(素振り)

 

5thライブに際して白ワンピのキービジュ発表によりアニメ化確定演出と騒がれている今日この頃。今回は『アニメ アイドルマスターシャイニーカラーズ(仮称)』についての記事となります。

 

 

放送時期

現時点でアニメ化が確定しているアイマスコンテンツは2つ存在します。

まずはCG*2から、U149が2023年4月より放送。

U149

アニメ化が発表されたのが10thファイナルday2(2022年4月3日)なので、通常の1クールアニメの広告テンポに沿ったスケジュール感のように思います。

次にML*3が2023年秋放送予定。

ML

こちらは発表自体はミリシタ3周年の生配信(2020年7月4日)、『セブンカウント』のPV公開が2022年3月27日、放送時期が決まったのが2022年10月8日。

youtu.be

中々難航している様子が伺えますが、恐らく2クール以上になるでしょうし、3Dモデルを全員分作る雰囲気も出ています。かなり高コストの作品を練り上げていると考えて良いのではないでしょうか。

これらを踏まえたうえで、SC5thday2(2023年3月19日)でアニメ化が発表されるとして放送時期を考えると、理想は2024年4月と見積もられます。裏ではもう制作が進んでいるでしょうが、PV(+ワンチャン楽曲)が5thに間に合ったと仮定したうえでその後も上手くいって約1年というイメージです。5thの発表がキービジュ止まりだともう少し掛かる可能性もありますが、早くても2022年秋+2023年冬クールにミリアニが放送されているのでそこには被らないかなぁとは思います。ミリアニが分割nクールの場合は気にする必要もないと思いますが、特に春クールスタートだとSC世界内の季節とリンクできてHappyじゃないですか(?)*4

 

制作

アニメーション制作として、CygamesPicturesがU149を、白組がミリアニを作ることが決定しています。

A-1 Pictures / Clover Works さん、何卒よろしくお願いいたします。

音楽はいったんランティス名義でお茶を濁しそう。

それはそれとして、監督やシリーズ構成あたりと並列あるいはもっと目立つ位置で「統括プロデューサー 高山祐介」がクレジットされてるのが見たいですね。シャニマサーの夢。

 

構成

本記事のメインです。

SCをアニメ化するとして、どういうシナリオ構成になるの? というお話。他のアニメ作品を例に出しながら考えていきたいと思います。当たり前ですが全部僕の妄想ですのでそのあたり御容赦お願い申し上げます。

 

さて、283プロの所属アイドルは25名。この人数に満遍なくフォーカスしていくのは1クールではもちろん2クールあっても現実的ではありません。

例えば8人のメンバーの物語であった『22/7』では6人分の個人回をやった上で残り2人にもメインストーリー中で焦点を当てていましたが、ちょうどこの『8人』あたりが1人1話以上を割ける限界だと思います。メイン9人の作品となると、『ルミナスウィッチーズ』や『アサルトリリィ BOUQUET』なんかがありますが、どちらも一部のキャラの掘り下げは行わないままストーリーを進行していきました。

シャンプーの匂いがした/22/7 good song.

歌を歌おう finale/ルミナスウィッチーズ good song.

Heart+Heart/一柳 梨璃&白井 夢結 good song.

登場人物が増えると、必然的にキャラクターベースよりエピソードベースの展開になります。SCの場合はイベントコミュやサポートカードのコミュなどユニット単位のシナリオが潤沢なので、『くノ一ツバキの胸の内』のように各ユニットのエピソードを並べるオムニバス形式というのが【例1】のように簡単に成立します。

 

【例1】

1話 PiCNiC BASKET!

2話 Light up the illumination

3話 Star n dew by me

4話 廻る歯車、運命の瞬間

5話 ストーリー・ストーリー

6話 五色爆発!合宿クライマックス!

7話 階段の先の君へ

8話 満開、アルストロメリア流幸福論 ─つなぐ・まごころ・みっつ─

9話 Straylight.run()

10話 天塵

11話 明るい部屋

12話 ファン感謝祭(全ユニット合同)

 

はい。だいぶ適当に書いたんですけど、正直こんなんでも満足してしまうと思います。【例1】では無理やり明るい部屋をねじ込んだりしていますが、正直そういう全体を結ぶようなストーリーがない『ブギーポップは笑わない』や『氷菓』のような、数話完結の連作短編でも良いんじゃないでしょうか。

逆にそうしないのであれば、【例2】のようにイルミネあたりに視点を固定した上で越境を挟むというのが考えられます。

shadowgraph/MYTH & ROID good song.

世界一良い曲。

 

 

【例2】

1話 S.T.E.P. 風野灯織

2話 W.I.N.G. 櫻木真乃、八宮めぐる S1

3話 Light up the illumination

4話 W.I.N.G. S2, S3

5話 サマー・ミーツ・ワンダーランド

6話 Catch the shiny tail

7話 W.I.N.G. S4

8話 W.I.N.G 決勝

9話 アジェンダ283

10話 Star n dew by me

11話 [MAKING]スノー・マジック!

12話 #283をひろげよう

13話 ファン感謝祭(ユニット合同)

 

こうしてみるとユニット固定しても1クールだと大会系はG.R.A.D.まで行きようがないかなと思いました。さらっと無関係のあさひや円香が受けてる描写が入るとかはアリかもしれませんが、本腰入れて誰かの個人戦を描く暇はないような。

あと、イルミネに視点を集中させる場合はLight up以外は既存のコミュじゃなくオリジナルストーリーを動かすような気がします。何となく。

 

最後に2期やるとしてこんなんだったらいいな枠【例3】を出しておきます。

 

【例3】

1話 W.I.N.G. 浅倉透、樋口円香、福丸小糸、市川雛菜 S1

2話 天塵+W.I.N.G.

3話 アジェンダ283

4話 ファン感謝祭(ノクチル) 

5話 きよしこの夜、プレゼン・フォー・ユー! ~お客様の中にサンタはいらっしゃいますかSP~

6話 明るい部屋

7話 さざなみはいつも凡庸な音がする

8話 天檻

9話 W.I.N.G. 七草にちか、緋田美琴 S1, S2

10話 OO-ct. ──ノー・カラット

11話 アイムベリーベリーソーリー

12話 ファン感謝祭(シーズ)

13話 モノラル・ダイアローグス

14話、15話 G.R.A.D. 七草にちか、緋田美琴

 

5thに来るのか......?

あまりに別作品。分割2クールだとして2クール目こうはできないし、この2ユニットの扱い難しすぎる。

なんにせよノクチルシーズの時系列的な噛み合わなさをどう処理するのかという問題は残ると思います。序盤からシーズが溶け込んでたら流石に違和感あるし、どうするんでしょうね。

 

以上、新規オリジナルストーリーが見たい一方で既存のイベコミュのアニメ化も期待したいというジレンマに基づく大妄想でした。

キャラクターが事前に知られている/深掘る手段が他媒体に用意されているというのは大きな利点で、アニメでそれをやる必要がないんですよね。シャニは特にキャラがしっかりしているので、イントロパートを極力省いてしまってガンガンシナリオで殴る方向で進んでも面白いなと思います。

 

おわりに

5thライブはPW初披露に加えて3rd以来のソロ曲ラッシュがアツいです。シーズのソロも初披露する予定なので(願望)、是非現地で見届けましょう。

 

それではありがとうございました。明日は寿司肉の記事です。

*1:Shiny Colors

*2:Cinderella Girls

*3:Million Live

*4:これについてはミリアニの放送時期が決まっていなかった頃に黄リン先生が「春スタート4クールで1年間一緒に季節を追いかけるんですよ!」と絶叫していて面白かった。