【シャニマス】Vo特化・放クラ編成でグレ7に到達した話
こんにちは。本日のアドカレ担当のみなもです。
シャニマス初めて以来の大目標の一つを達成しました!
— みなも (@blast_scape) 2021年8月20日
グレ7!!! pic.twitter.com/pda3pmfaYS
私事ですが、先日開催されていたグレードフェス*1において、念願であったグレード7*2への昇格を果たしました。羽根が燃え尽き既にグレ6に堕ちてますが......。
というわけで今回はアイドルマスター研究会らしくシャニマスの話です。
が、シャニマスやってない人も多い思うので、用語には適宜注釈を入れつつ、また内容もガチガチにならないよう適当にふざけつつ、楽しく読めるよう努力します。(逆にガチ向けの参考にはならない記事になっていると思うので、細かいことが気になるという方は個別に@blast_scapeまで御連絡いただけると可能な範囲でお答えします。)
よろしくお願いします。
この記事は910production Advent Calender 2021の9/17の記事です。
開幕(8/14)
さて、この男は8/14まで1週間の八重山諸島(石垣・西表・与那国・竹富)旅行で学生最後の夏を満喫していたにも関わらず、なぜ8/10〜8/20のグレフェスをやっていたのかという謎に話は遡ります。
答えはそう、旅行最終日、8月14日の新石垣空港。
日本最南端かつ最西端のスターバックス*3でダークモカチップフラペチーノを園田智代子に買い与えるくらいには飛行機の時間まで余裕が発生していたので、僕はフラペを啜りながらシャニマスをポチポチしてました。
過去の経験から、グレ7昇格点を出すにはそれなりに腰を据える必要があることは分かっていましたし、当時は沖縄で全然シャニマス触れていなかったのでグレ6残留点を出せたら十分くらいの気持ちでやっていました。すると......
(暫定)昇格点出て草。(500位以内が昇格)
「グレ7いけるよ!樹里ちゃん!!」
「いやいや、まだ気が早いだろ~」
地獄の釜の蓋が開きました。
グレードフェスのいろは
シャニマスをプレイしたことがない人向けの章なので、グレフェスがどういうものなのかを理解できる方は飛ばしてもらって大丈夫です。
シャニマスは『プロデュース』という行為によって主に以下のアドを得ます。
- ファン数 : 他のオタクを威圧できる(僕はできません)。100億とか見るとまぁ怖い。
- EXスキル : プロデュースを円滑に進められる宝具。Pカップ期間外もPカップは行われていると揶揄される原因。
- コミュ解放 : これだけで満足できればそれが一番の幸せというもの。
- フェスアイドル : フェスで戦わせるポケモン。
今回取り扱っている『グレードフェス』に参加するためには5体のポケモンでパーティを組む必要があり、プレイヤーはできるだけ強いパーティを組んでバトルに臨むことになります。
『強いポケモン』のイメージとしては、
などが挙げられ、まぁ大体ポケモン依存であることが分かると思います。バトルで上を目指すにはまずガチャガチャで強いポケモンを手に入れましょう。
次にバトルのシステムを説明します。1試合につき対戦相手が5人、共通敵が3体います。
3体の敵にはそれぞれ2倍弱点が存在し、赤い敵には[Vo.](↓の赤い札)の攻撃が効果抜群といった具合になっています。
それぞれの敵に最もダメージを与えた人やトドメを刺した人には名誉が与えられます。
3体の敵を同時に倒したりするとさらにボーナスがつきます。
3体の敵が全滅すると試合終了。その試合で得た名誉が数値化されます。
プレイヤーは各期間におけるこの名誉ポイントのハイスコアを競うことになります。
下がる順位と煮詰まる環境
さて、8/14に暫定304位のスコアを出し、500位の境界線まで6000点以上の差がついています。ここで僕が使っていたパーティを見てみましょう。
ご覧の通りVoクラ編成*4です。
長い間ネット上で(グレフェス環境的に)不遇と評されていた放クラですが、2020年の冬から、
- 【プリティ・スイート】園田智代子
- 【日刊ウィズ・ユー!】小宮果穂
- 【夏は来ぬ】有栖川夏葉
の3枚の限定プロデュースアイドル*5が実装され、
- 【モーニング・グロウリー?】西城樹里
- 【祝唄-hogiuta-】杜野凛世
- 【反撃の狼煙をあげよ!】小宮果穂
- 【ビードロの翳】有栖川夏葉
など限定サポートアイドル*6が増えるなど追い風が吹き、今現在のグレ6のスコア上位トップ10にも放クラセンターが5人もいて、すっかり環境トップになったというサクセスストーリーがあります。早速その5名の編成を覗き見してみましょう。
......。
「大概にしやがれで......ございます......」
そう、誰も放クラ5人編成を組んでいないのである!!!
僕が戦った8月中旬の時もそうでしたが、グレ6上位100人の中で放クラセンターを使用しているプレイヤーは全員【NOT≠EQUAL】三峰結華*7を主軸とした編成でした。便宜上このような編成をNEクラと呼びましょう。
「新規カード追加で環境トップ」と言ったな。アレは嘘だ。僕の編成(果穂/智代子/夏葉が最近の限定)とNEクラ5名の編成を照らし合わせてみてほしい。
誰も最近の限定を使っていません。すなわちそれらの限定追加が放クラの環境上位に対する追い風になっていないことが分かります。(まぁDaの数値伸ばしたいNEQで最近のVo限定使わないのは当たり前なんですが......。)
このように、放クラ5人編成で戦ってるプレイヤーはまだまだ希少という現実を目の当たりにして、僕はこの編成でグレ7に到達したいという想いを一層強固なものにしました。
ちなみに最近の環境トップは(使用率ランキングからの推定ですが)、
【Housekeeping!】芹沢あさひを軸にしたVocal特化ストレイや、
【ギンコ・ビローバ】樋口円香 と【途方もない午後】浅倉透 (未所持) を軸にしたVocal特化ノクチルあたりだと思われます。
Vocal特化が多いということはVocalが効果抜群の敵が早々に削られやすいということで、同じVocal特化であるVoクラには逆風だったりします。こういう感じで環境編成によって使われる編成の割合に変化が起きそうなところは本家ポケモンっぽいなと思います。
このように、他人の編成を眺めたり放クラの現状に頭を抱えたりしてるとあっという間に1日が経過しました。
左上の日時と左下の順位に注目です。1日で60人に抜かされました。期間は8/20まで。冷たいものが首筋を伝います。
翌日、翌々日。
順位は着々と下がり、限界を察知した僕は育成しなおしながら鬼のようにバトルを続けました。中央やや右上に表示してある金貨枚数の増加からもバトル数の多さが伺えます。
何時間もスコア更新できないのに試合終了後強制的に遷移するこの画面で順位が下がっているのを確認させられるこの恐怖が、お分かりいただけるだろうか。
あぁ、この1時間では抜かれなかったし、流石にこんな夜中にスコア更新粘ってる気〇いはいないか......。
こんな夜中にグレフェスすんな!!!!!!!!!!
特大のブーメランを絶叫しながらもハイスコア更新を試み続け、夜が明け、意識を失い、そして────────。
「10時8分。ご臨終ね......」
諦めなければ終わりは始まりへ変わる
心が折れそうになったものの、最初の24時間の感じでこのスコアは抜かれるだろうなという予感もあったので、挫けることなく次のバトルを叩き続けました。
「欲しいものがあるなら、奪い取れ。......恐れずに!!!」
急に別コンテンツの布教ですが、激昂サバイブ/フランシュシュ、オススメ楽曲です。
そんなこんなで諦めず板をシバき続けていると、ついに好機が訪れます。
右側の千雪アイコン(一番下)のViルスト*8が大人しかったことと、円香アイコン(上から4番目)のVoクチル*9が悠長してた*10おかげで発生した盤面。
相手のパーティは実在のプレイヤーのそれに基づいているものの、行動はコンピュータが選択しているので完全に運なんですが、こういう良い盤面を引くために試行回数を増やす、あるいは勝ち盤面の範囲を広げるためにパーティを強くする方法を考えるゲームがグレフェスとも言えます。
グレフェスは8/20の12時まで。あと1日で65人に抜かれなければ通過という状況になりました。
普通に考えると、昇格ラインは上がり続けるので更新難度も上がっており、昨日よりも今日の方が抜かれにくいはずです。
コンコルド効果たちの戦い
10時間で34人に抜かれたのを確認した僕は、このスコアも危険だということを察知し、再びスタミナチケットを千切り続ける生活に戻りました。
ここまで時間とチケットと精神を費やした期間で結局グレ7行けませんでしたとなると未来の自分をも潰しかねないと思い、もう引き下がることはできなくなっていました。
しかし相手も恐らく引き下がれなくなった亡霊たちです。寝る前にスコア更新していくゲーム脳どもに頭を抱えます。
この3時間で僕を追い抜いて行った3人は間違いなく僕と同じことをしています。この怪人が。待ってろよ、今そっちに............。
.......。
更新できないまま5時間が経過。ここで終わるのか、オレの夢は............。
「ヒーローは絶対、諦めないんです......!!!!」
今までずっと3ターンで敵を全員倒すプランでやっていた(というかそうしないと誰かが3ターン目で誰かを倒してしまう)んですけど、この回は奇跡的に4ターン目まで敵の体力が残って、しかも極端にどこかを削っているプレイヤーが現れなかったためハイスコア更新にいたりました。*11
ダメージ表を見るとやはり円香が悠長してるのに助けられています。ありがとう円香。あとイルミネが3枚いてdaviが4ターンこれだけ残っているというのも奇跡的です。
まぁ800戦もやっていたらこんな奇跡も起こるかといったところ。諦めない心が勝利を手繰り寄せました。
最終的な編成を簡単に紹介します。
樹里以外の4凸攻撃札が開いていることからガシャガシャ依存症が透けて見えます。
最初に使っていた編成からの変更点は、
- 使用率ボーナス*12を考え、基本的に攻撃技を打たない樹里のカードをマイナー寄りに変更。
- 樹里以外の育成見直し。頑張ってVo値を上げる。
の2つ。
プレイングとしては先述の通り3ターンでPL*13を取る方針。
手順は、まず1ターン目に果穂の全体攻撃、2ターン目に夏葉か凛世で凹みそうなとこ*14を殴り、3ターン目に智代子の思い出アピール*15を打つパターン。もしくは1ターン目に夏葉、2ターン目に夏葉か凛世で3ターン目に思い出を打つパターン(こっちだとビードロの100%バフが起動するが2ターン目までの火力が乏しくライバルの行動に強く依存する)。
例外として、【海と太陽のプロメッサ】白瀬咲耶 入りのアンティーカがいるとまた別ゲーになるんですが、話すと長くなるので今回は割愛させていただきます。
おわりに
とりあえず到達可能であることを確認して満足したのでしばらくグレ7チャレンジはおやすみしようと思います。現状でもVoクラパーツほぼ理想的だしあとはGRAD*16で数値伸ばすだけみたいなとこはあるけども。
次回以降チャレンジするための反省として、最終的に降ってきた4ターンPLの豪運よりは何とか火力を錬成してどこかの6割星*17を手に入れる戦略の方が現実的だと思うなどしました。
Voクラ以外だとやはり【NOT≠EQUAL】の立ち回りが気になるので、もしかしたらDaティーカ育成するかもしれません。グレ6の皆さま、今後とも対戦よろしくお願いします。
また、シャニマスライトユーザーの皆さま、あるいはこれから始めてみようかなという皆さまへ。
グレードフェスのボタンにはデイリー/ウィークリーミッション以外で触らない方が良いです。
やってみたら意外と楽しいとこもあるけど、まずは無尽蔵にあるイベコミュやカードコミュを探索する方が健全です......。
最後に、今回のアドカレはオーキド川柳縛りがあったことを思い出したので、ここで一句。
みんなも限定、ゲットじゃぞ~~~~~~。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
明日の担当はZさんです。
*2:一番ランクの高い墓場。妖怪しかおらん。キャパ700人。
*3:先端大好き症候群L5あるある:日本最〇端のチェーン店に目がない。
*4:Vocal(赤い攻撃札)特化の放クラ。
*6:プロデュース時に各種数値を盛る。固有の補助技(バフ等のパッシブスキル)を持つ。
*7:少し前に復刻ガシャがあり無事天井回収しました。噂通り、シャニマス屈指の異常コミュでした。
*8:Visual特化のアルストロメリアパーティ。約1年前から根強く環境に居座っている。
*9:Vocal特化のノクチルパ。早くて強い。相手にいたら困る。
*10:だいたい2TでVoを削りきる。
*11:基本的にターン数が長い方がスコアが伸びる。
*12:マイナーポケモンを編成に入れているとボーナス点が入る。
*13:パーフェクトライブ : 3体の敵それぞれに一番ダメージを与えつつ全員同時に倒す。
*14:ライバルのシルエットを見て、あまりダメージが入らなさそうな敵を考える。
*15:何かすごい全体攻撃。大体の編成でフィニッシュに使われる。
*17:各敵に30%/60%/90%のダメージを与えるとボーナス発生。