聖夜にオタクは[x]を思う
みなさん、こんばんは!黄リンです。910プロのアドカレも今回で最後ですね。かといって最後らしい話はしないのですが。
まずは、本日発売されたぼくたちは勉強ができない!(2期)のBlu-ray&DVDの第1巻を買いましょう。話はそこからです。
みなさん、購入していただけたでしょうか?
では、次にこちらのぼくたちは勉強ができない(1期)のBlu-ray&DVDの第2巻を買いましょう。
買いましょうというのは冗談なのですが、上のリンクから古橋文乃のキャラソンであるところの「トモダチ座」と「流星のち晴れ」が視聴できるので是非聞いてください。
というわけで今回は「流星のち晴れ」の歌詞を軽く解釈するやつをやりたいと思います。
ここからはネタバレを含んでいくので、11巻まで読んだ方、アニメを全部見ている方、ネタバレを気にしない方だけ読んでください。それ以外の方は申し訳ないのですがブラウザバックをお勧めします。正直、この記事を見る時間があるなら原作を読んでください。
それでは、やっていきたいと思います。
昔 消えた星が 今
終えた 何億光年の旅
にじむ私の瞳に
光 届けてくれるの
今見えている星の光がかつての光であり、もう存在しないかもしれないという文乃が星が好きな理由が背景に見える歌詞から始まります。そんな光が星を見て泣いている彼女の目に届くシーンですね。
できないことを数えるより
「好き」を信じよう
できないってあきらめずに自分の好きを信じてあきらめない、という文乃の強い意志が表れていますね。これは作品通して根底にあるものであり、ここの歌詞はとても好きです。
新しい星 やっと見つけたよ
優しい君に出会ったあの日
優しい君はやはり成幸のことでしょう。できなくてもずっと寄り添ってくれる成幸を見て文乃に今まで見えなかったものが見えるようになったのではないかと思います。
夢の望遠鏡 覗きこむたび
「星の夜の 深きあはれ 知りぬる」
小さな輝きでもいい
はみだした軌跡でもいい
会えない貴方は きっとそう言うでしょう
望遠鏡で星を見るたびに星々の情緒に思いをはせているのでしょう。 亡くなった母親なら、自分が好きな道に進むのを応援してくれるのかな、と考えているのでしょうか。
今宵 この空 降る星屑は
見上げた数の夢の涙だね
銀河に迷いこんだって 天の川に溺れたって
明日はきっと 流星のち晴れ
流星を自分が星を見ては流してきた涙に見立て、自分が道に迷ったり、苦しいことがあっても、明日には泣かずにいられるといいな、という願いでしょうか。
不器用なのは誰ゆずり?
心 暗黒星雲の向こう
認めてほしい気持ちは
ダストテイル描いて消えた
ここは父親に対するものだと思います。真っ向から向き合わず、どんどんお互いの心が見えなくなっていったということでしょう。そして、文乃は自分の夢を父親に認めてもらいたいという気持ちは涙と一緒に忘れたということでしょうか。
見えないけどそこにあるの
愛 宇宙 声援 心
仕返しは そう あきらめないこと
最後は その笑顔が見たいから
星と同様にそこにあると分かるけれど見えないものが列挙されています。仕返しは今まで夢を否定してきた人達、特に父親へのものでしょうか。その笑顔というのは父親のものだと考えます。文乃は母親が亡くなった際に、父親を元気づけるために算数の宿題ができたと見せに行きました。
君も望遠鏡 覗いてごらん
「月の船 星の林に 隠る」
漕ぎ出すオールは一緒に
書きこむノートはヒストリー
ひとりじゃないこと やっと気づいたから
文乃が自分の好きなものについて成幸に語る様子でしょうか。一緒に夢への道を歩もうということでしょう。一緒に書いたノートは勉強したことを思い出させてくれる宝物になっていると思います。受験は一人じゃないんだと、他にも受験する成幸や理珠、うるか、あすみから力をもらっています。
キレイなだけじゃない星屑も
ぶつかりあって輝く日が来るの
雨上がりの虹のように 風にしなる花のように
瞳はきっと 流星のち晴れ
前の歌詞から考えると、他の秀でた分野がありながら苦手な分野で努力する仲間と切磋琢磨し成長していけば報われるだろうということでしょう。涙を流す経験をした瞳はきっと美しいものになっているだろうということでしょうか。
長い(長い) 暗い(暗い) トンネル 抜けた先に
満天の星空 広がる 見に行こうよ
必ず 一緒に
長くて先が見えず不安な努力する期間が終わると待っている、夢が叶うという最高の景色を一緒に見に行こうと言っているのでしょう。
え、これ、単に合格までじゃなくない????
はい。
はぁ~~~~
「トモダチ座」が理珠やうるかと一緒に頑張っていこう、彼女らの恋を応援しようという内容だったので、次のキャラソンは自分の恋心が多少なりとも入ってくるんだろうなあとビクビクしていました。唯我文乃の話が終わった後の文乃の歌になるのでね。
思ったよりそういう表現がなかったので強引にここをそう解釈してしまいました。
お見苦しいところをお見せしてしまいました。続けたいと思います。
夢の望遠鏡 覗きこむたび
覗き返す まなざし探してた
小さな輝きでもいい はみだした軌跡でもいい
会えない貴方は きっとそう言うでしょう
覗き返すまなざしというのは母親のことでしょうか。星を見るたびに亡くなった母親の星を探してしまうと言っていました。
今宵 この空 降る星屑は
見上げた数の夢の涙だね
銀河に迷いこんだって 天の川に溺れたって
明日はきっと 流星のち晴れ
全体を通して、文乃の星への思いと彼女の中での母親という存在の大きさが表れています。良いですね。
やはり、自分にはこういう解釈を文章化するのはしんどいな、と感じました。ここまで読んでくださった方には感謝しかないです。
そして、漫画ではいよいよ受験が終わり、目が離せなくなってきました。
助けて。マジで助けてほしい、本当に。耐えられる自信がない。
それでは、みなさんメリークリスマス!