一滴の狂気をはみ出させろ

優等生のなりそこないである自分にとって、「狂気」というものにはどうしようもなく抗いがたい魅力を感じる。人の期待に応えようだとか、こうすれば受けがいいだとか、そういったことを一切気にせず気の向くままに行動する。中途半端に枠に収まってしまい、人を満足させることもできないくせに大胆に動くこともできない、そんなところで止まってしまいたくない。

芸術性というのはきっとそういうところなのだろう。僕は、「アーティスト」にはなれていない。

理性の檻から、狂気を一滴でもいいから外に散らしたい。

 

@c_love_r_master