ドドドンドドドンドー

アドベントカレンダー

 

ドドドン  ドドドン  

ドド ドンバー!

 

ドン ドド ドンドン

ドンバー!

 

(もっかい!)

 

ドドドン  ドドドン  

ドド ドンバー!

 

ドン ドド ドンドン

ドンバー!

 

はい。

アドベントカレンダーってこんなかんじで合ってますか?

 

はじめまして、バンブー・ランスです。

好きなパンはベーコンエピです。

 

ちなみに冒頭部からの連想ですが、「ドンバー」つまり

domberはフランス語で「~を目指す」で、dombe・

dombes・dombe・dombons・dombez・dombentと

活用します。嘘です。

 

すこし前に『ヒプノシスマイク』というコンテンツへの入門を果たしたので、ちょっと紹介してみたいとおもいます。

 

ヒプノシスマイクは去年秋から始まった男性声優12人によるプロジェクトです。

12人の男たちはそれぞれ3人1組のチームとして「ディヴィジョン」に属し、覇権をかけてラップで戦います。

 

わかりますか?

 

イカレポンチ世界観

 

「ラップで戦う」というのは本当にそのままの意味で、本作においてラップとは脳を破壊しうる兵器である。

それを実現させるのが「ヒプノシスマイク」。これを用いたラップバトルによって相手の精神に干渉するのだ。

 

?????????

?????????

?????????

?????????

?????????

?????????

 

 

実際「ヒプノシスマイク」は本作のキーアイテムであり、その点ではドラゴンボールとかと同系統のタイトルである。(本当にそうか?)

 

さて、再三になるが、ラップは、脳を、破壊しうるのだ。

だからボイスドラマを聴いていると

「ラップをくらえ!」

「ウワーーーー!!!(瀕死)」

みたいな場面がちょくちょくある。最初こそ違和感があるのだがあまりに頻繁なためこちらもマインドセットでき、「そうか  兄弟が協力したときのラップ破壊力は1+1=2を超越する……!」程度の理解力はすぐ身につく。

 

ところで世界観だ。

ボイスドラマを聴いていると「男のみ税金10倍」「許可書がない男は通れない関所」見世物として命がけの闘いに挑むラッパー」など、一種耳を疑う設定がスッと出てきてはスルーされるのも本作の特徴である。

 

個人的にはシンジュク・ディヴィジョンの

「君も男ならラップくらいできるだろう」

「ええ  まあ……」

と言いそのまま完璧なラップを披露する下りがとても好きだ。

 

②張り巡らされた『公共事業』

 

さっき説明した通り、各ディヴィジョンにはそれぞれ3人のラップ戦士がいて、彼らはチームとして他のディヴィジョンとたたかう。

 

そしてヒプノシスマイクはわりあい女性向けのコンテンツだ。

ラッパーを演じる男性声優はだれも超人気級で、いわゆる2.5次元というやつである。

 

するともう、まあ、キャラ間の関係を「これでもか」というくらい盛るんですわ。

 

昂ぶって思わず関西のおっちゃんになってしまった。まず同チームの3人は元より家族、幼馴染など、バリ濃い関係を既に築いた状態で物語が始まる。

 

さらに注目したいのがディヴィジョンを越境した関係性である。

信頼できる情報屋として他ディヴィジョンのキャラが言及されたり、今でも語り草になる最強ラップチームがかつて存在してたり、そのチームの旧メンバーが各チームを率いてたりと、もうなんか盛りだくさんだ。

 

そういう公式があらかじめ用意してくれてたカップリングを「公共事業」と呼びたい。ヒプノシスマイクはこの公共事業がかなり周到に整備されてるが為に、どこに行くにも便利、東京の地下鉄を思い出す、そういう感じになる訳です。

 

③たのしい楽曲

 

ここまで書いておいてヒプノシスマイクが楽曲主体のコンテンツであることをわすれてました。

 

なんと、楽曲が、あります。

 

まず各人の自己紹介を兼ねたソロ曲が全員分用意されており、さらに現在ディヴィジョン3人による全体曲&ラップバトルを楽曲化したやつが展開中です。

 

どうやら楽曲提供にマジのラッパーを連れてきているらしく、王道なラップ曲はほんとにラップしてて良いです。

 

その上で語りたいのが変化球の質と量。

たとえば12曲のラップ曲を見回してみると、いくつか王道ラップを配置した上で「クラシック音楽風」「ホストのコール」「朗読劇」など奇抜なテーマを採用している。

 

コテコテのラップばっかだと疲れるでしょう?こういうのも聴いてみて、というような気遣いを感じ、通して聴いていると「もてなされている……」という安堵の気持ちが湧いてくる。

 

個人的には異常にハキハキした汚職警官入間銃兎(いるま じゅうと)の『ベイサイド・スモーキングブルース』、実は女が苦手な二面性ホスト伊奘一二三(いざなみ ひふみ)の『シャンパンゴールド』が好きだ。

 


ヒプノシスマイク「BAYSIDE M.T.C」 / ヨコハマ・ディビジョン MAD TRIGGER CREW Trailer


ヒプノシスマイク「麻天狼-音韻臨床-」 / シンジュク・ディビジョン麻天狼 Trailer

 

だいたい語ったのではないか?

あとはググったら出てきたアツい文章をいくつかピックアップしておわりにします。

 

 

いじょうです。

あしたの担当者は神です。

(↑この次回担当者を名指すやつ復活させません?)

よろしくお願いします。

 

(おしまい)