今年投稿されたアイマスMAD5選
この記事は 910Production アドベントカレンダー2022 6日目(12/18)の記事です。
こんにちは、帽子屋です。突然ですが、皆さんは音MADを視聴していますか?今年は「おとわっか」や「テイキョウ・ヘイセィ・ダイガク」など、音MADがインターネットのメインストリームに躍り出た年でした。その一方、アイマスMADは投稿数、再生数が多い動画の数が前年度と比べて少ないと感じます。とはいえ、そんな冬の時代でも素晴らしいMADは多数投稿されました。今回はその中から、5つに絞ってご紹介したいと思います。
1.国立医大yers!!!
syamuMADでも有名な八倉うのさんの作品です。歌詞改変が天才的で、特に「百万の」→「百万遍」は初めて見たとき衝撃を受けました。この動画はちょうど今年の共通テスト1日目に投稿されたので、特に印象深いです。学歴厨霧子といえば、二次試験の時京大で学霧のタテカンがあったそうですね。見逃したのが悔やまれます。
2.まにあわない!
正統派の七尾百合子MAD。丁寧な人力ボーカロイドとセリフ合わせが魅力です。中盤の、本の上に映像が流れるシーンが特に好みです。この作者さんの今年のMADでいうと、これもおすすめです。
作風の幅を感じられますね。
3.浅倉透が主催した合作
一般的な合作って、やっぱり複数人で作るのでどうしてもそれぞれのパートでクオリティにばらつきが出てしまうことがよくあります。それも含めて合作の魅力なんですが、この作品は全パート完成度が高く、5分17秒があっという間に経ってしまいます。しかも、ギャグパートと真面目パートの塩梅がちょうどいい。シャニマスMAD界隈特有のネタを存分に、そして有効に使っているのも高評価ポイントですね。音MADには内輪ノリ的な文化が結構あるのですが、いい方向でそれが反映されている作品です。もちろん今までMADを見たことがない人でも楽しめるでしょう。私は特にフォニイのパートが好きです。
4.カントー283プロ戦.HGSS
(音MADとしては)正統派な良作。このMADで特筆すべきなのは、やはりまんべんなくキャラを使っているところでしょう。短い時間で様々なアイドルの音声が流れるのはそれだけで楽しいものです。余談ですが、「浅倉透が主催した合作」もこのMADも、「ルカには関係ないでしょ」の合成音声が使用されています。今年のシャニマスMADのMVPといっても過言ではないでしょう。
5.天然由来のトワレ
これはすごいです。最初は普通のキルミーベイベーMADなのですが(ここまででも十分高いクオリティ)、途中で暗転、そして思いもよらない展開が続きます。最初見たときは衝撃でずっと「えっ!?」と心の中で言っていました。これが1万再生に達していないことが、再生数と動画の面白さが比例するわけではないことのいい例でしょう。
6.今日は晴れてるねぇ〜w
5つになんて絞れるわけがないので延長戦です。毎日撮る空の写真の美しさで有名な、園田千代子botを題材にした作品です。元の写真を引き立てるオシャレな映像が素敵ですね。最後らへんで「あっめ~」て言ってるあさひもいい味出しています。
7.なみっぽいな
七草にちかのMADは、シナリオがシナリオだけにシリアスなものが多いのですが、このMADはその最高峰といえるでしょう。人力ボーカロイド、音合わせ、イラスト、歌詞改変、そしてタイトル、どれをとっても文句のつけようがありません。投稿者名が風野灯織になっていますが、シャニマスMAD 界隈では投稿者名をアイドルの名前にすることはよく見られます。「左フックあさひ合作」の黛冬優子や、「夏葉のケツ合作」の杜野凛世あたりが有名ですね。
8.モーレツ★世直しギルティーフラッシュ!
今まで紹介してきたMADはどれも趣向を凝らした作品ばかりでした。しかし、結局のところただチョコプラの松尾が大声を出すだけのMADが一番面白い、これもまた1つの事実です。アイマスとは関係ありませんが、思い返せば、そのめちゃくちゃな内容で話題となった奇作、「わたてんっぽいな」が投稿されたのも今年です。
(元動画は削除されています)
面白さの基準が一様でないところこそ、音MADの面白さといえるのかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?この記事で紹介したのは良作のほんの一部です。これらに勝るとも劣らない作品は今日もニコニコ動画等に投稿されています。お時間があれば、ニコ動の「アイドルマスター」のランキングをのぞいてみることをおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました。明日はあすぱらさんの記事です。