山行記録-摩耶山

この記事は 910production 2020 年末のアドベントカレンダー 5日目、2つめの記事です。

(何日空いているか数えるの大変なので普通に日付にしませんか?)

 

こんにちは。寿司屋の肉です。

 

アドカレを書かないかんな~と思いつつ、結局自分が文章を書きやすいのは出かけた話になるので、今回も相変わらずの内容です。多分4回目のアドカレですが、アイマスに関係のあることを書いたこと無い気がしてきてちょっとまずいなとは思っています。

 

今回の経緯;

①久しぶりに有馬温泉に入りに行きたいなと思い、阪急芦屋川から六甲山頂を経由して有馬温泉へ行こうかなと思っていた

②諸々のアレで温泉行くのまずいかなという気がしたので温泉はやめたが、山には登りたい

③温泉街を素通りして帰るのは虚無なので他のルートで六甲山に登るかという気分だったのですが、ピンとくるコースが見つからなかったので同じく六甲山系の摩耶山に登ることに

です。前の日の晩にこれだけ決めても、その場で地形図や山の地図を確認できるのですから、便利なものです。

yamap.com

 

今回のルートです。山に入るのが年始の中山寺奥の院以来な気がするので、万一の際もギブアップしやすいようケーブルカーの線路に沿って登ることにしました。体力に余裕があれば山頂付近の"掬星台"から"稲妻坂"へ向かい、"ハーブ園山頂駅"近くからは布引ハーブ園の外周に沿って下り新神戸駅を目指します。

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摩耶山の地図

 雑に写真を載せつつ振り返ります。写真を撮ったiPhoneの調子が悪くて、微妙にぶれた写真が多くて悲しいです。

 

阪急の王子公園駅からスタート。まずは「摩耶ケーブル」の駅を目指すため、とりあえず摩耶ケーブル行きのバスが行った道を登っていきます。

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所々にある「摩耶ケーブルはこちら」の看板を見ながら進むと、20分ほどでケーブルカーの駅に到着しました。ケーブルカーの駅には登山ルートをわかりやすく示した(とは言ってもほぼ一本道ですが)地図があり、念の為これを確認してから登山口へ向かいます。

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別の案内では「五鬼城」という表示もあるので、それを参考に進んでいくと、登山口から登山が始まります。

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2枚目の写真の奥にある山が摩耶山ですので、相当急な山道をずっと進むことになります。途中には何箇所か展望台があり、急な登りのおかげでそれなりに高い位置に来るので、もうここで良いのでは?というくらいきれいな景色を楽しめます。

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そこで断念せずに20分ほど歩いて10分休みを繰り返し、ケーブルカーの下の駅から約1時間でケーブルカーの上の駅に到着します。

ケーブルカーの上の駅からは、かつて存在したお寺(火事で無くなったらしい)の参詣道を進みますが、これまで以上に看板や案内表示が充実してきます。

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茶屋の跡を見つつ火事から残ったらしい山門を抜け、急な階段を登りきると寺の跡地です。台風で倒れたクスノキの下を抜けてさらに進むと、ケーブルカーの上の駅からおよそ40分で摩耶山上の「掬星台」に到着しました。

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左が神戸の街なか(奥がポートアイランド)、右が東灘区~西宮方面です。今日は天気が良かったので、奥の方にあべのハルカスをうっすらと見ることができました。

厳密には摩耶山の三角点はもう少し違うところにあるのですが、別に見晴らしが良いわけでもないですし掬星台のほうがおすすめの地点です。夜景が綺麗らしいですが、流石に夜間に登るならケーブルとロープウェイですね...。

 

関係ない話なのですが、山や飛行機から見る景色って冬の方が眩しいなと個人的に思っています。太陽が低いことに由来するんでしょうが、海面やビルで反射される分は冬のほうが多いんじゃないかなと。夏は田舎で、冬は街なかで眩しさを感じると言ったほうがいいのかもしれません。そういえば高校の教室の窓側でも、夏はただ暑く、冬に眩しさを感じていた気がします。

 

お昼ごはんを食べて、体力に余裕があったので当初の予定通り布引の滝方面から下山することにします。この区間は六甲山系縦貫トレイルの一部らしく、の割に岩場で道が狭かったりして大人数で通るには厳しそうです。何回か掛けて須磨から宝塚までの六甲山系縦走を達成したいものです。

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布引ハーブ園の方面へと分岐してから、一気に道の状態が悪くなります。

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園内を通り抜けるのか?と思ったら、ハーブ園の上と下の両方に入り口があり、上から入る場合にはハーブの生えるエリアを抜けなければならないので入園料がかかるが、下から入って公道へ通り抜ける場合には入園料が不要のようです。(下3枚の写真は順番がぐちゃぐちゃです)

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正直言ってこのハーブ園の横を抜ける部分のハイキングコースはあまり整備されていない印象を受け、木でできた階段の横木が抜けていてただの斜面になっていたり、踏み跡が少なく獣道になっているようなところもありました。

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山の尾根線から一気に谷へと下る区間で勾配も急ですし、少なくともここから稲妻坂方面へと登ることはおすすめできないなという感じです。新神戸駅から六甲縦走トレイルの尾根へと登るには、遠回りでも市ヶ原から布引貯水池の方を回ったほうが安全に通行できそうです。

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そんなわけでお金のかからない範囲でハーブ園を通り抜け、ロープウェイが怖くて途中で降りたという観光客の方と話をしながら布引の滝を通って新神戸駅へと降りました。

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掬星台から新神戸駅までは道が狭い区間が多かったことあり、滝の前以外ではそれほど休憩せずに進んで2時間程度でした。

 

新神戸駅からは三宮まで歩き、アニメイトでシンデレラのCDを何枚か購入して帰りました。

 

 

 

トータルで12km程度の徒歩でしたが、登りで息が切れることが多く、流石に1年間ほとんど運動してこないと体力が落ちているなぁという感想です。来年はもうちょっとコンスタントに山に登ってみたいですね。