オタクが10代で観ていないと恥ずかしい必見映画

 これは 910production 夏休みアドベントカレンダー 4日目の記事です。

 

 どうもこんばんは。1回生の梅太郎と申します。

 

 

 唐突ですが(本当はここに書くべきじゃないのだろうけど)自分語り失礼。最近、憂鬱な日が多いなあと感じる。少なくとも高校時代までは、不快な出来事を忘れる早さについては右に出る者はいないという自負があった。だが、このごろは直近のものはもちろん遥か昔の苦い記憶までフラッシュバックするようになった。それは時間という最高の名医を以ってしてでも消えないのだ。

 

 この生き辛さは俺が動物になりゃ消えんじゃねえかなあって思う。どっかで小耳に挟んだ話だが、動物の意識では過去や未来という概念が存在しないらしい。現在だけに縛られている。だからどんなに苦痛を受けようと、それが苦悩として蓄積して自分を痛めつけることはない。「過去や未来にとらわれるな、現在に全身全霊を捧げろ」みたいな常套句があるけど、動物ってまさにそういう存在なんじゃないか。

 なるとしたらハトかなあ。エサやりは禁止って言われてんのについついあげちゃう人達のおこぼれをかき集めたいね。ヘビも面白そうでいい。あとは普通にペットとして………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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引用:『でれすて』っていういにしへのゲームです

オッケー!!!!!!!わかった!!!!!!!行くぞ!!!!!!!おりゃ☆☆★

 

 

 

 ということでやっていきましょう、アニメ映画ダイマ

 

 皆さん、「夏」してますか?ぼくはAmazon Primeを手に入れてから暇な日は一日中画面に張り付くようになりました。アマプラは"封印されし者の目"だったんだというわかりみを得ました。

 これからご紹介するのは2019年公開のものに限ります(2019が嫌いだって人はごめんなさい…)。また、予習を必要とするシリーズものの映画は念のため省いております(SHIROBAKOやロ×3が好きな人はごめんなさい…本当は書きたかったんです)。だからこの記事を読んですぐ観られます。便利ですね。また、タイトルに10代で観ていないと恥ずかしいとありますが、滅相もない。そんなこと思ってないのでご安心を。

 あと2日目とネタが被ってしまってるっぽいですが、どうかご容赦を…(申し訳ないです)

 

 

・『センコロール コネクト』

www.cencoroll.com

 

 主人公は高校生のテツで、白くてでっかい化け物「センコ」を飼っています。そいつは普段自転車や車に変身して日常生活に溶け込んでいます。そんなところに謎の男「シュウ」が現れてセンコを巡る戦いが勃発します。

 

 この作品は伏線を散りばめて明確にメッセージを伝えようというよりかは、「どうだ?おれの世界観は。すごいやろ。」って感じなんですね。だから割と好き嫌いが分れるかもしれません。でも良くないですかこういうの。分かりますか?ぼくのキモチ。むしろこの類の作品ほど非日常感に浸れて楽しいし妄想も捗るのです。『少女終末旅行』や『メイドインアビス』と似た感じかもしれません。少し違うか?

 

 Wikiを見ると分かるんですけど、実は2009年に同作品の第1部にあたる映画が公開されていて、今作は前作と新作の2部構成になっているんですね。また、個人製作という点もだいぶ驚きかと思います。

 

 キャラの描写もかなり特徴的、というか淡白です。映画レビューをのぞいてみると「エヴァみたい」ってよく言われてますね。

 

 主題歌もいい。特に2009年公開のsupercellの『LOVE&ROLL』。君の知らない物語と同じアルバムに収録されているらしいです。supercellはきみしら以外ほとんど聴いたことなかったので曲調が新鮮に感じました。下の予告編の動画で0:30~流れています。

www.youtube.com

 

 

 

 

 

・『プロメア』

promare-movie.com

コレだよコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 今日はコレのお話しに来ました。僕は映画はほぼ1回しか観ないような人なんですけど、コレは珍しく2周しました。受験生だったけど。ちなみに冒頭で観なくても恥ずかしいなんてことはないと言いましたが、プロメアに関してはハッキリ言います、それ恥です。アマプラで配信してるので観てくださいほんとうに。

 

 あらすじです。舞台はこの地球。バーニッシュという燃え盛る謎の新人類がやんちゃをしていて、それを抑圧するべくバーニングレスキューが冷凍装備を使って消化活動をしています。ある日、バーニングレスキューの新人ガロがマッドバーニッシュのリーダー的存在であるリオと対峙するところから物語が始まります。いわゆるバトルものです。

 

 予告編を観ると気づくと思うんですがCGが特徴的ですね。いわゆるローポリゴンってやつです。この表現がかなり効いていて戦闘シーンが美しく力強く映える。劇場で観たとき叫びそうになりましたもん。また、キャラクターもどこか愛らしく見えますよね。特にガロの捕食シーンは"萌え"です。

www.youtube.com

 

 さらに強力なスパイスとなっているのが音楽でしょう。言及しないわけにはいきません。澤野 弘之…。いや、プロメアの挿入歌作ってる人なんですけど、「偉人」を超えて「ウ人」になっています。彼の作る曲が強すぎるんです。巷ではイノタク教や秀和教があるらしいですが、僕は一生澤野弘之さんを推します。僕なんかが語るよりも聴いた方が早いです。予告編では「Inferno」が流れています。他のサントラも試聴してみてください。

music.apple.com

 

 

 個人的な話ですが、実はプロメアを観るまで戦闘モノを食わず嫌いしていました。仮面ライダー戦隊シリーズは大好きだったんですけど、現実的なお話の方が勝るかなあと思ってしまっていて。

 でもプロメアで意識が変わりましたね。ロボットアニメを愛せる人間になりました。こういうストレスフリーで観られて考察のしがいもある作品、もっと欲しい。

 

 

 まだダイマしたい映画はあるんですがまたの機会にしたいと思います。本記事はこれでおわりです。ありがとうございました。