2019年9月〜2020年8月に劇場で観た映画の総評

こんにちはこんばんは、アドカレ夏の陣 2日目です。

日程をちゃんと確認しなかったせいで3日目より遅い投稿です。すいません反省してます。

ところで　

皆さんは何もない休日に何をしていますか？

 僕は大抵JR二条までチャリを漕いで1人で映画を観ます。

今年はコロナで映画館が休業したり、新作の公開予定日が延期されたりと例年に比べ劇場で映画を観る機会が減ったのですがそれでも2019年9月〜2020年8月の1年間で20本(リピート含む)ほど観ました。

映画の半券を毎回取っておく習慣があるので半券を見ながらよかったものを4本紹介していきます。

1. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

１本目はクエンティン・タランティーノ監督作　

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドです。

1969年のハリウッドを舞台に元スター俳優とそのスタントマンを描いた作品、と紹介されることが多いですが、実際には主人公らしい主人公は存在せず、多数の登場人物が同時並行で描かれています。

序盤関係なかった人々が終盤にかけて絡まり合ってカオスの様相を呈していきます。

こういう群像劇はタランティーノ監督ではありがちですが、この作品は時系列がバラバラでないため比較的理解しやすいと思います。

ジャンル分けが難しい映画（強いて言うとコメディー）ですが、逆に万人受けする作品だと思います。

2.ジョーカー

2本目は言わずと知れた2019年の顔、ジョーカーです。

これは観た人も多いかと思います。R15作品にしては異例のヒット作でした。

スーパーヴィラン・ジョーカーの誕生物語、大道芸人アーサー・フレックの悲哀の物語です。

脚本、構成、撮影、美術などほとんどの要素が素晴らしい作品ですが、やはり特筆すべきはホアキン・フェニックスの演技だと思います。

常人から狂人への変貌を見事に表現しており、ジョーカーが生まれつきの狂人ではなく、誰でも環境によってなりうる存在だということを訴えかけてきます。

気分のいい作品ではないですが、観て絶対に損はしない作品だと思います。

3.ターミネーター：ニュー・フェイト

３本目はターミネーターの生みの親、ジェームズキャメロンが制作に復帰した

ターミネーター：ニュー・フェイトです。

ターミネーター２の正統続編という立ち位置の作品で２から数十年後の世界を描いています。

ターミネーター２でのジョンコナーの人気が非常に高いため、本作でジョンが早々に死んでしまうことへの批判が多く、ジェームズキャメロンが復帰した割には評判が良くない作品ですが、単体で考えるととても完成度の高い作品だと僕は思っています。

特に新キャラクターであるターミネーターRev-9と女戦士グレースが非常に魅力的で、彼らの洗練された戦闘シーンだけでこの映画は見る価値があります。

（余談ですがターミネーターの好きな順は2=ニューフェイト>4>1=3=ジェネシスです。）

4.Fate/stay night [Heaven's Feel]Ⅲ.spring song

 

4本目は公開時期が飛んでFate/stay night [Heaven’s Feel]Ⅲ.spring songです。

今回唯一リピートした作品。

僕は原作未プレイなのでストーリーについては触れませんが、音楽と映像に関して言えばこれ以上の作品はそうそうないと言える、それほど完成された作品でした。 

特に言及したいのが音楽で、劇場版Heaven's Feelは３部作とも梶浦由記が担当しており、主題歌も全て梶浦由記作詞作曲Aimer歌唱となっています。

梶浦由記はUBWのアニメにも関わっており、作品への理解度が非常に深いのが主題歌からも窺えます。作品が終わって主題歌と共にエンドロールが始まる、その一連の流れが本当に良かったです。

Heaven's Feel単体で見ると絶対にストーリーについていけませんが、この映画を見るためにFate履修してもお釣りがくるくらい良い作品だと思います。

（原作があるアニメ映画でいうとメイドインアビス：深き魂の黎明も良かったですが、あっちは劇場化が良かったというよりは原作が良いという感じなので今回は入れませんでした。）

おわり

今年はコロナのせいで全然映画館に行けていないのでこれから取り戻そうと思います。（といっても秋公開で見たいのが今のところTENETしかない）

なんか見たい映画があったら誘ってください。恋愛ものの邦画とかじゃなかったら行くので。

去年9月からの半券。コロナ後明らかに減っている。