生きる

昨日、実に半年ぶりに、完成したSSを提出することができた。短いものではあるが、最後まで書き切れた。忘れてはいけないこの感覚を、忘れたくなかったこの感覚を、僕は久々に思い出した。そうか、これが僕の生なんだ。ストーリーをもって全体を構成することもまだまだ半端にしかできていないけども。情景描写をしようとしすぎて静止画的になりすぎたけども。気持ちや言葉のやりとりがほとんど見えないけども。全ての言葉に役割を持たせきれなかったけども。それでも、これは今の僕に必要な一歩なんだと思う。僕は今、渇望している。この渇望を取り返せたことが、停滞を打ち破った証拠だと、世界に突きつけてやる。

俺は、今、生きている。

五十嵐悠紀 @c_love_r_master