僕の趣味

声優を推すということ
こんばんは。貴重なアドベントカレンダーの枠を1つ頂きました。とらぼかと申します。
最近はアルバイトのために例会に全く行けていませんが、それでも絡んでくれる会員がいるのは嬉しい限りです。今後ともよろしくお願いします。

 

今日はクリスマスイブですね。聖夜に愛する異性と過ごすという文化がこの国に根付いていることはご存知でしょう。しかし僕は今年もオタクと酒を飲みながらクリスマスの到来を迎えるわけで、赤い涙が止まりません。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
僕の涙を流す理由は、もちろんクリスマスイブを共にしたい女性がいるからです。
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声優の和氣あず未さんです。
僕は今年の始めあたりから和氣さんを応援していたのですが、先月あたりに和氣さんに恋をしていることに気が付きました。しかし現状僕と和氣さんの関係は推し推されの関係にすぎず、イベントがない限りは僕は和氣さんに会うことはできません。そのため和氣さんのイベントがない今日、僕はこの文章を書いているというわけです。
皆さんにとってどうでもいい前置きになってしまいましたが、この記事では「声優を推すということ」について、少しだけ僕の意見を書こうと思います。

 

そもそも誰かを「推す」という文化は、アイドル発祥のものです。十数年前に声優を推すと言っても首を傾げるオタクがほとんどだったでしょう。これは近年の声優のアイドル化が関わっています。最近はアイドルマスターのライブや生放送のように、昔に比べて声優が表に出ることが格段に多くなっており、声優は僕たちが推せる存在になりました。声優がアフレコ、ナレーションの域を出て顔を出した時、その顔立ちが良ければ寄り付く人間も増えてくるでしょう。声優業界としてもそれを狙っている部分はあるはずです。僕はまんまとその術中にハマってしまい、和氣さんを推し始め、イベントに足を運ぶようになりました。しかしこれが本当に楽しいのです。Twitterでのリプライや手紙、プレゼントを送ると、接近イベントなどでその一部に対するレスポンスがあり、顔を覚えてもらえるとイベント中に手を振ってくれたり、やりがいを感じる場面が少なくありません。これで恋をしてしまっているとなると大変です。単なる一方通行ならよかったのですが、「いつもありがとう」などと言われてしまうと、もう抜け出すことができません(個人差はあると思いますが)。おそらく自分が和氣さんに対してできることをほぼ全てやり切ったと感じたときに、この感情は薄れていくのでしょうが、まだやることが残されている今が一番楽しいです。レスポンスの少ない声優を推した時に果たしてこういった「伸びてる感」を感じられるかは分かりませんが、今声優のオタクになるとしたら、これは大きな楽しみになると思います。
ここまでで書いた内容では、アイドルを推す場合とほとんど変わりがありません。声優である意味ですが、これは当然声にあります。和氣さんの演技を聴いていると、キャラクターごとに声色が大きく異なるのが分かります。僕は片桐早苗で和氣さんを知りましたが、おしえて!ギャル子ちゃんのギャル子、8 beat Story♪の星宮ゆきな、あにトレの樋口えり、ウマ娘スペシャルウィークブレンド・S桜ノ宮苺香、あと僕の好きなPaniPaniの葛葉たまも、これらを比較した時に全てのキャラクターについて違う演技がされているのが分かります。初見だと和氣さんだと分からないキャラクターもありました。こういった演じ分けが得意な声優は多く(現状そこまで演じ分けをされていない方もいますが)、推す上で大きな楽しみになると思います。声優は1キャラクターを演じる上でどのような演技をするか考えます。この段階でこだわりを持たない方はいないはずです。そうするとキャラクターに対する思い入れが強くなるのが自然でしょう。これを声優側からイベントやラジオなどで僕達に発信する瞬間があり、僕はこれが大好きです。和氣さんを追いかける中で僕が出会ったキャラクターに対する気持ちの中に和氣さんと共通するものがあると、もう手を叩いて喜ぶほかありません。このように多次元的な思い出ができるというのは、声優を推すことのメリットとして挙げられるでしょう。
もう1つ面白い点を挙げるとしたら、声優は声優である前に一人の人間であるという点です。声優のアイドル化が進んでいると述べましたが、所謂アイドルらしい性格をしている方は多くないように思います。これは、そもそも声優になる人はアイドルではなく声優を志しているからです。実際にインタビューなどで「こんなに顔を出す機会が多いとは思わなかった」と話している方を多く見ます。このため、ライブなどで見せる姿と、ラジオやトークイベントなどでのそれとでは大きな隔たりがあり、見ていて非常に面白いです。実際に、これに惹かれるオタクの話はよく聞きます。実際に話してみると普通の女の子だった、というケースから親近感を抱き、やがて恋をしてしまうというわけです。うまくできていますね。


僕個人の話に度々逸れてしまいましたが、このように声優を推すのは本当に楽しいです。金銭面などで苦難がないとは言いませんが、今僕は本当に充実しています。まだにわかではありますが、もしこれを読んで少しでも声優のオタクをすることに興味を持ったら、話しかけてもらえると嬉しいです。以上です。それでは、よい声のオタクライフを〜

 

@Wish__AZ