ステージから見た景色

はーいどうも、だっしゅです。
まあなんか色々あって本日の担当になりました。


NFに向けてひたすら踊っていたかと思えばNF後も踊ってみた撮影の合同企画に参加してみたり、ニコ生で発表された新曲に衝撃を受けて翌朝から練習して踊ってみたりと、ここ最近はなかなかに楽しく忙しく日々を過ごせています。え、踊ってばかりじゃないかって? うーん。結局毎週末どっちかは必ず踊ってますねえ……。まあ、研究室見学とか実験データの解析とか、忙しい要因がほかにないわけじゃないんですけれど。


さて、せっかくですからダンスについての話でもしましょうか。
アイマスの各種ゲームにおいては、その多くでVoDaViのカテゴリー/パラメータが存在します。ミリオンライブ(グリマス)の3属性もこれですし、デレステやミリシタのアイドル達の能力パラメータはこの3値が割り振られています。Daに関しては、色は青で表されますね。
余談ですが、グリマスにおいて私は「馬場このみ百瀬莉緒が所属しているから」という理由でDaユニットを主力として組んでいました。


……それはいいとして。
アイドルマスターというコンテンツが「アイドル」を題材に取っている以上、ダンスとは切っても切り離せないものですね。アイドル達が成長していき、ステージの上で歌い、踊る。
『輝いたステージに立てば 最高の気分を味わえる』なんて歌われるくらいには輝かしいもの。
舞台に立ち、踊るというのはいわば自身がアイドルと同じ立場にいるわけです。せっかくだからそのあたりの話をしましょうか。


踊るとき、そこには5つのパートがあると思っています。
あくまで自論なので異論はあると思いますが、そういう部分も含めてこのブログは許容してくれることでしょう。

ひとつは、体力作り。まあ、筋トレとか、ランニングとか、そういうものですね。
ダンスにおける筋トレは主に体幹が重要になってきます。背筋(せすじ)のぴんと張った立ち姿というのはそれだけで見栄えが良くなりますから。

2つめに、基本的な動きの練習。アニデレの卯月がひたすらサイドステップをやっていたシーンが印象的ですが、まああんなもんです。自分のできる技術の引き出しを増やし、高める行為と言えばいいでしょう。

3つ目に振り付けを覚える段階。動画を見て自分で振りを解析することもあれば他の人(コーチとかトレーナーさん的なもの)に教えてもらうこともあります。この段階で何をするかといえば、要は曲に対してのインプットです。

4つ目に覚えた振りを自分のものにし、洗練させる段階。ぎこちなかった動きを自分の理想とするものに近づけていく段階ですね。その集大成としての確認が、所謂リハーサルとかゲネプロとか呼ばれる奴だと思っています。

5つ目が、ステージ。人前に見せる、いわば本番です。本番特有の解放感や緊張感がありますが、ステージから見る景色というのはそれはそれで素晴らしいものです。練習を重ねてきた見せ場がきっちり決まったときの観衆のどよめきは、リアルタイムで嬉しくなるものです。


この5つのどれが大事か、という話になれば、全て大事だと考えています。むしろこの5つをバランスよくやることが大事だと思っています。そしてこれらは必ずしも順番にやる必要もなく、必要に応じてやる方がいいとさえ思うのです。
一方で私自身がどれが好きか、という話になれば、基礎練と洗練、2つ目と4つ目の段階が好きです。
練習を進めていくと、自分自身のレベルアップが目に見えてわかる瞬間というのがふと訪れます。それは今までできなかった動きができるようになった瞬間かもしれませんし、録った動画が自分の理想に近づけている、と感じた瞬間かもしれません。もちろんその意味で、本番のステージを見てもらった人に感想をもらうことで同じことを感じられるかもしれませんね。SSと同じかもです。

そう、「SSと同じ」なんです。とはいえ、上で言うとことの筋トレや基礎練にあたるのはSSでは「文字を書く」「表現を覚える」みたいな、もう日常的にやりすぎて気づかない段階なのでしょうが。


ここまでつらつらととりとめのない文章を書いてきました。いやあひどい。仮にも文章を書くサークルに二つも所属してきたとは思えない散らかり具合ですね。
結局収拾がつかなくなってきたので端的に言いますが、「踊ってみたいなら踊っちゃえば?」っていうことを最後に私は伝えたい。
この界隈のことですから、私たちはプロデューサーで、表舞台に立つ人間じゃない、そう言う人もいるでしょう。しかしそれはそれ。そう言って踊らない人が居るならそんな人に無理に踊ってもらう必要もない。でも、そんな考えが踊りたいという自身の足を止めるなら、プロデューサーとして踊らなきゃいい。アイドルになればいいんです。

そういえばかつて「俺がアイドルだ」がテーマになったゲームがありましたっけ。


自分の作品を、思いのたけを、活動の成果を発表する。その点において何の違いもないんですから。きっと「自分には無理だ」と感じるまでは何も無理じゃないんだと思いますよ。